EV電池生産へ=日産譲渡の技術で=江蘇大港

21日付の中国紙、上海証券報(5面)などによると、深セン証取の中小企業ボードに上場する複合企業の江蘇大港(江蘇省鎮江市)は、日産自動車から電気自動車(EV)などに搭載するリチウムイオン電池事業を取得した中国系投資ファンド・GSRキャピタルグループと提携し、地元鎮江に大規模な電池工場を建設する方針だ。
江蘇大港は、香港上場の海峡石油化工などと、投資会社「AESC中国」を新設する。さらにこの投資会社を通じ、GSRと電池生産を担当する受け皿会社(資本金24億元)を立ち上げる。
鎮江工場の総投資額は125億元で、3期に分け建設する。日産自動車が開発した製造技術で、三元系リチウム電池を年20ギガワット時(GWh)生産する。35億元を投じる第1期工場は2019年6月に稼働予定。
GSRは今年8月、日産から電池事業を取得し、日本や米国、英国工場に続き、中国内で工場新設を計画していた。これまでに浙江尤夫や駱駝集団、寧波華翔といった国内企業と資本提携や技術協力で合意した。