BYD、相当額の広告契約詐欺被害=社員名乗る女が関与

 

17日付の日刊紙・香港経済日報(A8面)によると、中国の電池・自動車メーカー、比亜迪(BYD、広東省深セン市)はこのほど、広告契約をめぐる詐欺に遭い、相当額をだまし取られたと発表した。
BYDによると、「李娟」と名乗る女が上海子会社の幹部に成り済まして社印を偽造し、多数の企業と広告契約を結んでいたという。さらに、この女は今年4月、イングランド・プレミアリーグ「アーセナル」とも広告契約に調印していた。
BYDは「全く身に覚えがない。当社とは無関係だ」と強調した。アーセナル側もBYDを被害者と認識し、事件の解決に協力する意向だという。
この報道を受け、16日の香港市場ではBYDのH株が終値で5.7%下落し、1年ぶりの低水準となった。
A株も4.4%下落した。
また、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチはBYDについて、「来年は政府補助金削減や競争激化を受け、粗利益の下押し圧力に直面する」として、同社の投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。