BRICS銀、今年は人民元、ルピー建て債券発行

中国国営新華社通信によると、中国など新興5カ国の出資で創設された新開発銀行(BRICS銀行、本部上海)のカマト総裁は14日、今年は人民元建てとルピー建てで2回、債券を発行する計画を明らかにした。
2015年に営業を始めた新開発銀は16年、起債第1弾として30億元(約4億3700万ドル)を調達しており、今年はそれに続く第2弾となる。
同総裁によると、今年の人民元建て債券の発行額は昨年と同水準の30億元程度となる見通し。時期は海外の有力格付け会社の信用格付けを得た後、今年後半を見込んでいるという。
一方、ルピー建て債券の発行額は3億~5億ドル、発行時期は7月以降となる見通し。インド外のオフショアで発行する「マサラ債」になるという。
新開発銀は昨年、7件のプロジェクトに総額15億ドルを融資。その大半はクリーン・エネルギーや交通関連だった。
カマト氏によると、今年は15件、25~30億ドルの融資を計画。インドで上水道整備やインフラ・プロ
ジェクトを優先的に進めるなど、対象分野を拡大する方針だという。