16年は黒字転換=価格回復など追い風-中国鉄鋼最大手の宝武集団

20日付の中国紙、21世紀経済報道によると、宝鋼集団(上海市)と武漢鋼鉄集団(湖北省武漢市)の国有鉄鋼2社が昨年、事業統合して誕生した中国最大の鉄鋼メーカー、宝武鋼鉄集団は18日、2016年決算が黒字転換したことを明らかにした。
15年は武鋼が114億1000万元の赤字を計上したことから、宝鋼との統合決算は赤字だった。
ただ、鋼材価格の上昇やコスト削減努力などにより、本業の業績が好転。16年の両社統合決算は、経常利益が179億元増の70億2000万元と、黒字転換したという。売上高は3072億元。粗鋼生産量は230万トン減の5840万トンだった。
鉄鋼関連の上場子会社4社のうち、稼ぎ頭は宝山鋼鉄。同社の16年決算推計によると、純利益は88億元と、前年の8.7倍に膨らんだ。高品質製品の販売が拡大したほか、コスト削減が奏功した。
宝鋼集団と武漢鋼鉄は昨年6月に合併を発表。12月に統合手続きを完了した。