12月の豪貿易黒字、過去最多 35億豪ドル-中国向け資源輸出が急増

オーストラリア統計局が2日発表した2016年12月の貿易収支は、季節調整済みで35億1100万豪ドルの黒字となった。中国向けを中心に鉄鉱石や石炭などの資源輸出が伸び、輸出額が過去最高を更新。貿易黒字額も過去最高を記録した。
市場関係者は20億豪ドルの黒字を予想していた。黒字は2カ月連続。11月は20億4000万豪ドルの黒字だった。
12月の輸出額は前月比8.4%増の326億3000万豪ドル。モノ輸出の内訳を見ると、鉄鉱石を中心とする金属鉱石・鉱物が9.7%増の77億3800万豪ドル、石炭が13.7%増の58億6900万豪ドル、その他鉱物燃料が2.1%減の22億7900万豪ドル。
また、食肉が5.0%増の9億8700万豪ドル、穀物が11.8%増の7億1000万豪ドル、非貨幣金は22.7%増の17億2200万豪ドルだった。
国別の輸出先は、中国100億8500万豪ドル、日本40億9000万豪ドル、韓国18億7500万豪ドル。
中国向けは3割近く増加した。
輸入額は1%増の291億2000万豪ドル。うち乗用車などの非産業用輸送機械は4.8%増の18億4900万豪ドルだった。
国別の輸入先は、中国49億3000万豪ドル、米国25億1000万豪ドル、日本16億6500万豪ドルの順となった。
貿易黒字が予想より多かったのが好感され、外為市場で豪ドル相場が急伸。1豪ドル0.7620米ドル付近いから、発表後には一時0.7650米ドル付近まで上昇した。