11月の中国新規融資、7946億元に増加=通年で過去最高へ-中銀

中国人民銀行(中央銀行)が14日発表した、市中銀行の11月の人民元建て新規融資総額は7946億元(約1151億ドル)と、10月の6513億元を上回った。アナリスト予想は7200億元(ロイター通信調べ)。今年通年では過去最高に達する見込み。政府が成長目標達成のため景気刺激策を講じていることが背景。
住宅ローンなど消費者向け融資が引き続き貸し出しをけん引した。
人民銀の統計を基にロイター通信が算出した1~11月の新規融資総額は11兆6000億元と過去最高を記録。大量融資による景気刺激策が講じられた2009年の世界金融危機時の水準を容易に上回る状況となっている。
ただ11月末時点の人民元建て融資残高は前年同時点比13.1%増と、伸び率は10月から横ばいで、アナリストらは季節要因が11月の増加の一因だったと指摘した。
マネーサプライM2の前年同月比伸び率は11.4%と、予想(11.5%)を若干下回った。