高速鉄道「復興号」デビュー

中国で26日、高速鉄道の新型車両「復興号」が北京-上海間で運行を始めた。習近平国家主席が掲げるスローガン「中
華民族の偉大な復興」にちなんで命名された。今年秋の共産党大会に向け、習主席の求心力をさらに強める狙いがありそうだ。
中国の高速鉄道は従来、川崎重工業など主に外国の技術を取り入れながら開発を推進してきた。復興号は中国が完全な知的財産権を持つとされ、海外市場で今後、新幹線輸出の拡大を図る日本と競合するとみられる。
従来の高速鉄道車両は、胡錦濤前主席のスローガンに基づいて「和諧(調和)号」と名付けられていた。現在も全国各地を結ぶが、復興号にバトンタッチしていく。
中国メディアによると、復興号は時速400キロ以上が可能。ビジネス利用が多い「ドル箱路線」の北京-上海を6時間弱で走る。