高速鉄道、徐州-蘭州が7月に全線開通

中国各紙が19日までに報じたところによると、中国では7月1日から、徐州(江蘇省)と蘭州(甘粛省)、ウルムチ(新疆ウイグル自治区)が旅客専用鉄道(高速鉄道)で結ばれる。蘭州-宝鶏(陝西省)間の工事が完了。これに伴い上海鉄路局は蘭州西駅と、杭州東、上海虹橋、徐州の各駅を結ぶ直通列車を新設する計画だ。
西安(陝西省)-蘭州の所要時間は8時間強から3時間前後に、上海-蘭州の所要時間は24時間前後から9時間前後に、それぞれ短縮される。
徐州からは東部沿岸の連雲港(江蘇省)を結ぶ、旅客専用線の工事も進められている。全線開通すれば、限界に近づきつつある在来線の隴海線(連雲港-蘭州)の貨物輸送能力に余裕ができる見通し。中国と欧州各都市を中央アジアやロシア経由で結ぶ国際鉄道輸送網の拡充にもつながりそうだ。
中国ではこのほか、青島(山東省)-太原(山西省)高速鉄道のうち、工事が残っていた済南(山東省)-石家荘(河北省)の区間が近く完成し、年内に全面開業する見通しだ。
中国政府が「中長期鉄道網計画」で定めた「4縦4横」の高速鉄道網のうち、4縦の北京~上海、北京~深セン(広東省)、上海~深センと、4横の上海~昆明(雲南省)は開通済み。
現在は4縦の北京~ハルビン(黒竜江省)、4横の徐州~蘭州、青島~太原、上海~成都(四川省)の建設が進められている。