通信機器の中国ZTE、赤字転落=米罰金が響く-16年12月通期

24日付の香港紙・リンゴ日報(B3面)などによると、香港で上場している中国通信機器大手、中興通訊(ZTE、広東省深セン市)が23日発表した2016年12月通期決算は、純損益が23億5700万元(約380億円)の赤字に転落した。米国の対イラン禁輸措置に違反したとして米商務省などから科された8億9000万米ドル(約69億4200万元)の罰金支払いが響いた。前年は32億0800万元の黒字だった。
罰金の要因を除くと、純利益は前年比19.2%増の38億3000万元だった。
売上高は1012億3300万元と同1.04%増加。市場別に見ると、中国本土は10.25%増の585億5000万元と全体の57.8%を占めた。海外は9.34%減の426億8300万元だった。
事業別では、インターネット運営が最も多く、588億8000万元、スマートフォンなど消費者向けは334億5000万元だった。
同社は今年について、クラウドコンピューティングや第5世代移動通信システム(5G)導入に向けた動きや、スマート都市関連事業の増加を受け、ネット使用量の高成長が続くと予測している。