米中WTO協議、第三国参加へ=知的財産侵害で-日本

トランプ米政権が知的財産権侵害で中国を世界貿易機関(WTO)に提訴したことに関連し、日本と欧州連合(EU)が第三国として紛争解決手続きの協議への参加を求めていることが9日、分かった。中国問題について共通認識を示すとともに、米中貿易摩擦の激化に歯止めをかける狙いがあるとみられる。
米国は3月下旬、中国の知的財産権侵害に対し米通商法301条に基づく貿易制裁措置を決定。並行してWTOに提訴した。日本とEUはWTOルールに基づき、当事国以外の立場で米中間の協議に参加し、意見を出したい考え。
日本とEUは今月初旬、WTOに提出した書簡で、それぞれ中国の知財権侵害に懸念を表明。中国との貿易上の関わりが大きいことなども踏まえ、協議参加への意向を示した。