清華紫光集団、半導体事業拡大で2兆4千億円調達へ

29日付の中国英字紙チャイナ・デーリーなどによると、中国の清華大学傘下で、半導体設計などを手掛ける清華紫光集団は28日、国家開発銀行などから最大1500億元(約2兆4000億円)の資金を調達する契約をまとめた。
中国は現在、国ぐるみで原発や半導体などハイテク技術の育成、国産化に取り組んでいる。
清華紫光は名門大学の傘下企業として当局の後押しを受け、米インテルやクアルコム、韓国のサムスン電子などと並ぶ、半導体の世界的企業を目指しており、調達した巨額資金を研究開発や、企業買収などに充てる考えとみられる。
同紙によると、清華紫光は2016年から20年までの5年間、国家開発銀行から最大1000億元の資金提供を受けるほか、国有ファンドの「国家集成電路産業投資基金」から500億元の投資を受け入れる。
清華紫光は近年、企業買収などを通じて半導体事業を急拡大している。現在は江蘇省南京市に300億ドルを投じ、半導体の製造・研究拠点を建設中。
すでに、記憶用半導体NAND型フラッシュメモリーや高性能CPU(中央演算処理装置)で中国最大のメーカーに成長したが、核心技術を他企業に依存しており、その内製化が課題となっている。