李首相:貿易協議は対等な立場で=米政権をけん制-夏季ダボス会議

 

中国の李克強首相は27日、遼寧省大連で開幕した世界経済フォーラム主催の「夏季ダボス会議」で演説し、トランプ米政権を念頭に「一方的にルールを押し付けるべきでない」とけん制、米中の対等な立場での貿易協議を求めた。
米中は貿易不均衡是正に向けて交渉中。中国は主に米国産品の輸入拡大や対米投資拡大によりトランプ大統領の理解を得たい意向だが、米政権は中国に一層の市場開放を迫る構えを見せている。
李首相は「(米中とも)相手の国内事情を考慮し、対等な立場で話し合うことで、双方の利益が合致する点を探る必要がある」と強調。協力し合って落としどころを模索するべきだと訴えた。
一方、最近の中国経済に関しては「外貨準備が増え、人民元相場も安定している」と好調ぶりをアピール。
1~3月期の成長率が前年同期比6.9%と高めとなったのに続き、4~6月期も同程度の伸びを確保できることに自信をのぞかせた。