最先端がん治療で中国2社と提携=日立製作所

 

16日付の中国紙・中国証券報(B21面)などによると、日立製作所は、中国企業2社と提携し、最先端のがん治療法である陽子線治療と重粒子線治療を中国内に導入し、医療サービスを強化する方針だ。
中国法人の日立(中国)が14日、原発大手・中国広核傘下の中広核核技術応用(北京市)、深セン証取に上場する大連国際合作(遼寧省大連市)と提携することで基本合意した。
双方は、中国に治療センターを建設し、日立製の陽子線・重粒子線治療装置を導入する。また、合弁会社を設立し、同装置の合弁生産も視野に入れている。
中国ではがん患者が増加しているが、最先端設備の導入や国内開発は進んでいない。今回の提携を通じ、競合他社に先んじて事業を行う計画。
中広核核技術は、加速器や複合材料、放射性医薬品を中心に手掛ける。一方、大連国際は海運やエンジニアリング、不動産、貿易を行う複合企業で、現在は中広核核技術と事業統合が進んでいる。大連国際は、中広核核技術の傘下企業となる見込み。