旭化成、中国藍星集団と合弁=エンジニアリング樹脂を製造・販売

旭化成は5日、中国国有の化学大手、中国化工集団傘下の中国藍星集団と同国でOA機器部品などに使用するエンジニアリング樹脂の製造・販売の合弁会社を設立したと発表した。両社は既に合弁契約を締結していたが、関連各国の競争法に基づく審査が終了したことから江蘇省南通市にこのほど会社を設立した。
両社は約10億円ずつ出資。合弁会社は製造と販売に分かれ、製造会社の出資比率は、旭化成が49.99%、藍星が50.01%。変性ポリフェニレンエーテル(PPE)樹脂「ザイロン」を年2万トン、その原料となるPPEモノマー・ポリマーを3万トン生産する計画で、来年3月までに最終的な投資を決定する。
一方、販売会社の出資比率は旭化成50.07%、藍星49.93%。
合弁会社は、藍星のPPEモノマー・ポリマーの生産技術と、旭化成の変性PPE樹脂の混ぜ合わせ技術や商品用途の開発力を融合。成長を続ける中国市場でのさらなる事業拡大につなげる。