新エネルギー車とスマートカーを2本柱に

26日付の中国各紙によると、同国工業情報化省と国家発展改革委員会、科学技術省は25日、「自動車産業中長期発展計画」を公表し、「新エネルギー車(NEV)」と「(自動運転車などの)スマートカー・(インターネットに常時つながる)コネクテッドカー」を2本柱に、10年以内に国際競争力を備えた自動車産業を育成する方針を明らかにした。
それによると、NEV(電気自動車=EV、プラグインハイブリッド車=PHV、燃料電池車=FCV)については、年間生産・販売台数をいずれも2020年までに200万台に引き上げ、25年には全生産・販売台数に占める割合を20%に高める目標を設定した。
一方、スマートカー・コネクテッドカーについては、運転支援機能や初歩的な自動運転機能を備えた車の割合を20年に20%に、25年には80%に引き上げる目標を打ち出した。
苗※(土ヘンに于)・工業情報化相は声明で「中国は従来型の自動車技術では先進国に後れを取っているが、すでに十分な基盤を整え、NEVに関しては有利な条件を備えている」と指摘。
自動車は移動のためのツールから、大型の「モバイル・スマート・ターミナル」に変化しつつあるとした上で、騰訊(テンセント)や華為技術(ファーウェイ)といった中国IT大手はNEVだけでなく、スマートカー・コネクテッドカー分野でも、自動車メーカーを支えることができると協力を呼びかけた。
16年の中国新車販売は約2800万台。うち半分の1400万台は合弁以外の国内自主ブランド車が占めた。苗氏は新車生産・販売台数は20年には3000万台に、25年には3500万台に達すると予想している。