恒天集団、自動車分野強化=事業統合で

4日付の中国紙、21世紀経済報道(13面)によると、国務院直属の大型国有企業「中央企業」である中国恒天集団と中国機械工業集団の事業統合がこのほど、正式に認可された。恒天集団は、中国機械工業の完全子会社となるが、事業再編を通じ、自動車事業を強化する計画。
恒天集団は国内最大の織機メーカーだが、自動車関連事業も傘下に抱えており、既に企業再編に着手している。これまでに華菱星馬汽車(安徽省馬鞍山市)と湖北新楚風汽車(湖北省随州市)の特殊車両メーカー2社の事業統合が発表されている。
恒天集団は傘下企業を通じ、トラックミキサーや大型トラックのほか、ピックアップトラックやスポーツ用多目的車(SUV)も生産している。さらに電気自動車(EV)にも力を入れている。
一方、中国機械工業の上場子会社、国機汽車は国内有数の自動車販売会社だが、江西省にEV工場も建設している。
恒天集団と中国機械工業集団の事業統合により、グループの自動車事業が増強され、業界の新興勢力として浮上した。