小林製薬、中国の製薬会社買収=アンメルツの発売目指す

小林製薬は29日、中国の製薬会社「江蘇中丹製薬」(江蘇省泰輿市)を買収し、完全子会社化すると発表した。これにより、中国内での一般用医薬品の販売が可能になり、認可を経て2、3年後に主力の液体肩こり薬「アンメルツ」の発売を目指す。連結業績への影響は軽微としている。
買収額は非公表。江蘇中丹製薬の2016年12月期の売上高は約3億4000万円、営業損益は8500万円の赤字。同社はアンメルツや皮膚外用薬の発売などで10年後は中国で40億円の売り上げを目指す。
また、中国のグループ会社を統括する子会社「小林製薬(中国)」(資本金2000万ドル)を4月、上海市に設立すると発表した。当面は中丹製薬を子会社とし、将来は他のグループ会社を傘下に収め、経営管理を強化する。