対米貿易紛争望まず 中国「百害あって一利無し」

中国の鍾山商務相は11日、開催中の全国人民代表大会(全人代)に合わせて記者会見し、米国との貿易紛争を望んでいないと述べ、トランプ米政権に協力関係の構築を求めた。
鍾商務相は「貿易戦争は百害あって一利無しだ」と指摘。ロス米商務長官と直接会い、米中貿易の活性化に向け協議したい意向を示した。
米国が中国製品に高率関税を適用するなどの強硬策を打ち出せば、中国は報復する見通し。鍾商務相は「保護主義は両国の利益にならない」とトランプ氏をけん制した。
2月に就任したばかりの鍾氏は習近平国家主席の信頼が厚く、対外交渉の経験も豊富。激しいやりとりも予想される米中の貿易協議を指揮する。