国家電力投資、M&Aで事業拡大へ

7日付の中国紙、中国証券報によると、中国国有電力大手、国家電力投資集団(国電投)の王炳華董事長は6日、国内外で合併・買収(M&A)を通じ、事業を拡大する方針を明らかにした。同社は現在、同じく国務院直轄の大型国有企業「中央企業」で同業大手の華能集団と、事業統合に向け協議を進めている。
国電投は2015年、火力発電を中心とする中国電力投資集団と、原発開発の国家核電技術が事業統合し、設立された。これにより、火力から水力、風力、太陽光、原発まで手掛ける国内有数の総合発電会社が誕生した。
華能集団との経営統合が実現すれば国内電力最大手に浮上し、総資産ベースでフランス電力公社など海外大手に肩を並べることになる。
中国政府は、鉄鋼や電力などの分野で大手国有企業の再編を進めている。発電事業を抱える中央企業は12社もあり、経営効率化が課題。業界では国電電力も石炭最大手、神華集団と合弁に向けて協議しているもようだ。