北方稀土、研磨剤メーカーへの出資引き上げ=三菱商から株取得 

26日付の中国紙、中国証券報(B21面)によると、上海証取に上場する中国レアアース(希土類)最大手の中国北方稀土(内モンゴル自治区包頭市)は、レアアースを使った研磨剤を手掛ける日中合弁の包頭天驕清美稀土抛光粉(同)の株式5%を、三菱商事から1000万元で譲り受ける方針だ。
これにより、北方稀土の出資比率は65%に上がる。残りの35%は旭硝子傘下のAGCセイミケミカル(神奈川県)が引き続き保有する。
天驕清美は1995年設立で、レアアース研磨剤で世界最大手。2016年業績は売上高が1億3600万元、純利益が1200万元だった。
北方稀土はまた、甘粛省当局系レアアース会社の甘粛稀土新材料の株式44.35%を約13億4444万元で譲り受け、傘下に収める計画だ。
甘粛稀土はレアアースの老舗企業で、精鉱からレアメタルまで一貫して手掛けている。16年決算は売上高12億2800万元に対し、2860万元の赤字を計上した。
北方稀土は15年に甘粛稀土の株式5%を取得し、資本提携した。今回の株式譲渡により、甘粛稀土への出資比率は49.35%となり、筆頭株主に浮上する。