仏ペルノ・リカールの豪産ワイン、中国の通関に遅れ

 

ロイター通信は14日、フランス酒造大手ペルノ・リカールがオーストラリアで生産・輸出しているワインが、中国で通関手続きの遅れに直面していると報じた。豪州と中国の関係悪化のあおりを受けた格好だ。
同社は豪州で「ジェイコブス・クリーク」ブランドのワインを生産。報道によると、豪政府関係者は「ペルノ・リカールは、中国の制限による影響を受けている」と述べた。
ペルノの仏本社は「中国での遅延が発生しているが、問題の解決に向けて積極的に取り組んでいる」と説明。ただ、この問題は軽微なものであり、大きな影響はないと語った。
豪州ワイン業界では、同国と中国の2国間関係の悪化を背景に、豪国内6社の中国向け輸出が滞っている。業界と政府は先週、緊急会合を開き、業界側が事態打開を要請した。