京都府、アリババグループと連携協定 伝統工芸品販売や観光客誘致

京都府と中国電子商取引最大手の阿里巴巴(アリババ)グループは25日、連携協定を締結した。アリババは府の協力を得て、京都の伝統工芸品などの販売や、観光客誘致に取り組む。アリババが日本の自治体と連携協定を結ぶのは初めて。
具体的には、府とアリババが織物や伝統工芸品などの京都産品について、動画などを活用して文化的なストーリーを紹介し、価値を知ってもらう取り組みを進めた上で、アリババのECサイト「Tモールグローバル(天猫国際)」で販売する。また、動画などで紹介した京都文化を体験するため、アリババの旅行サイト「フリギー(飛猪)」から観光客を誘致する。
アリババの張勇(ダニエル・チャン)最高経営責任者(CEO)は記者会見で、「中国消費者のニーズは変わってきている。オリジナリティーのある物、手作りの物が好まれ、京都は強みを持っている。中国の観光客の京都への旅も、ショッピングではなく、文化の旅にしていきたい」と語った。
山田啓二知事は「ほんまもんの京都を伝え、伝統産業の復活のために頑張っていきたい」と述べた。