中国通信大手チャイナ・モバイル、20年に「5G」商用サービス開始へ-尚会長

 

29日付の中国紙、第一財経日報や英字紙チャイナ・デーリーによると、中国通信最大手、中国移動(チャイナ・モバイル)の尚氷会長は28日、上海で開かれた「世界移動大会」で、次世代通信規格「5G(第5世代移動通信システム)」について、2020年に商用サービスを開始する方針を明らかにした。
年内に国内5都市で屋外試験を完了。18年には大規模な運用実証試験を開始し、19年から通信網の整備に着手するという。
5Gは第4世代(4G)と比べ、100倍超の速度で大容量のデータを処理でき、より安全性の高い遠隔医療や自動運転、スマート生産システム、ロボット制御などの実用化が期待されている。日本も東京五輪開催に合わせ、20年の実用化を目指している。
尚会長によると、4Gの基地局は今年末までに、人口の99%をカバーできるようになり、利用者は6億3000万人に達する見通し。これまでの関連投資額は累計で4500億元(662億ドル)を突破した。
一部の業界データによると、中国移動、中国聯通(チャイナ・ユニコム)、中国電信(チャイナ・テレコム)の通信大手三社の4G投資額は13~20年に1170億ドルに達する見込み。一方、5Gの関連投資額は1800億ドルと、4Gを50%近く上回り、日本の5G投資額(480億ドル)の4倍近くに達するという。