中国成長予想を引き上げ=17年6.7%に-IMF

国際通貨基金(IMF)のリプトン筆頭副専務理事は14日、北京市内で記者会見し、2017年の中国の経済成長率予想を6.6%から6.7%に引き上げたことを明らかにした。18~20年は年平均6.4%と予測した。
リプトン氏は「公共投資と融資の伸びを促す政策に支えられ、力強い成長が続いている」と指摘。中期的に高めの成長率を保つ能力があると述べ、中国経済の先行きに楽観的な見方を示した。
その上で、不透明な金融取引「影の銀行(シャドーバンキング)」などを念頭に「金融リスクを処理する取り組みが極めて重要」と強調。「成長の減速を招くとしても続けるべきだ」と語った。
国家統計局が同日発表した5月の鉱工業生産は前年同月比6.5%増と、4月と同じ高めの伸びを維持した。5年に1度の共産党大会を秋に控え、習近平指導部は景気支援を強化している。