中国国有建材2社、再編を加速=セメントで世界首位に

12日付の中国紙、21世紀経済報道(13面)などによると、国務院直轄の大型国有企業「中央企業」で、中国建築材料集団(CNBM)と中国中材集団(SINOMA)の建材大手2社は、経営統合に向け本格始動する。今回の再編を通じ、経営効率を向上させて国際競争力を高める。
2社は2016年8月から企業合併の関連手続きを始めた。既に本社の事業統合を完了させており、これからは上場子会社の統廃合に着手する。
2社は、中国本土と香港に上場する子会社15社を傘下に抱える。特にセメントやガラス繊維、エンジニアリングの3分野で重複する企業が多く、再編対象となる見込み。
まずは香港で上場している中国建材と中材股フェンの有力子会社2社の事業を統合する。中国建材を存続会社とし、中材股フェンを吸収合併する。これにより中材股フェンは上場が廃止される。
中国建材のセメント年産規模は今回の吸収合併により、5億3000万トンに拡大し、世界最大手に浮上する。