中国企業が欧州老舗銀買収=「一帯一路」融資も視野

中国パソコン最大手レノボ・グループを傘下に保有する聯想控股は1日、欧州の老舗金融機関であるルクセンブルク国際銀行(BIL)の買収で合意したと発表した。経営多角化の一環だが、中国政府が進めるシルクロード経済圏構想「一帯一路」に呼応する狙いもある。
カタール系の投資会社からBILの株式約90%を15億ユーロ(約2000億円)で取得する。「買収後も経営陣の交代は行わない」と説明している。買収は欧州中央銀行(ECB)などの承認を得る必要がある。
BILは1856年創業。従業員数2000人以上で、ルクセンブルクのほか、スイス、デンマーク、中東などに拠点を置く。聯想は「一帯一路に携わる企業に対し、ルクセンブルクを足場に各種金融サービスを提供したい」としている。