中国、17年の乗用車燃費基準達成は60社

12日付の中国紙、毎日経済新聞によると、中国工業情報化省がこのほど発表したリポートで、同国に拠点を置く自動車メーカー99社(合弁含む)のうち、2017年に乗用車の燃費規制を達成したのは60社で、1147万ポイントのクレジットを獲得したことが分かった。
39社は規制をクリアできず、149万ポイントのペナルティーを負った。規制を達成した企業からクレジットを購入するなどして、期限までにペナルティーを穴埋めできなかった企業は、利益率の高い大型乗用車など、燃費規制を満たさない新モデルを発売することはできなくなる。
一方、17年に新エネルギー車(NEV)の生産を通じて、NEVクレジットを獲得した企業は55社。
169万ポイントが付与された。
NEV生産を義務付ける規制は19年から始まるため、まだペナルティーを科された企業はないが、来年以降は一定のNEVを生産できなかった企業にはペナルティーが科され、クレジット購入などで穴埋めする必要が出てくる。
企業別では、BYDがすでに29.7万ポイント、北汽は22万ポイントのNEVクレジットを獲得。吉利も10万ポイント超を得た。
一方、長安福特(長安フォード)は28万7800ポイント、長城汽車は16万ポイント、東風汽車有限公司は15万4500ポイントの燃費ペナルティーをそれぞれ背負った。
規制によると、中国政府は毎年6月末までに、前年の各メーカーの平均燃費やNEVの生産状況を通知。
各社はその後60日以内に、ペナルティーの解消計画を政府に報告し、さらにその90日以内に、クレジット購入などを通じてペナルティーを解消する必要がある。
当局はまだ、具体的なクレジットの売買方法などを発表していないが、専門家の間では、各メーカーの準備不足や、今後の一段の規制強化などを踏まえ、1ポイント当たり8000元超に高騰するとの見方も出ている。
1ポイント当たり1000~3000元とした場合、現在のペナルティーを解消するため、長安福特は2億8800万~8億6300万元、長城汽車は1億6000万~4億8000万元の負担が生じる見通し。
一方、BYDはクレジット売却で、2億9700万~8億9000万元の収入が得られる可能性があるという。