中国、高速鉄道も欠陥ケーブル使用 西安地下鉄の問題納入業者から

26日付の中国英字紙・グローバスタイムズ(4面)によると、陝西省西安市の地下鉄で納入基準に達していなかった電力ケーブルを採用した問題をめぐり、高速鉄道でも同じメーカーの製品を使っていることが分かった。
問題のケーブルを納入したのは、西安-成都、重慶-貴陽、蘭州-重慶、宝鶏-蘭州の4路線。長距離鉄道を運営・管理する中国鉄道総公司は「関係製品の交換に着手した」ことを表明した。
問題のケーブルを製造したのは、西安に本拠を置く民営の奥凱電◆(糸へんに覧)。内部告発で、同社がコスト節減のため、西安地下鉄3号線に安価な低圧用電力ケーブルを供給した不正問題が発覚した。基準に達していないため、電線が過熱し、燃焼・発火する恐れがある。
2012年に設立した同社は、低価格を武器に、西安や成都(四川省)、合肥(安徽省)などで、地下鉄整備プロジェクトを相次いで受注した。