中国、対米黒字が拡大=100日計画で対応へ

中国税関総署が13日発表した3月の貿易統計によると、対米黒字は177億ドル(約1兆9000億円)と、前年同月の143億ドルを上回った。米中首脳が先週、策定で合意した不均衡是正100日計画に基づき、中国は米国からの輸入拡大などを通じた黒字幅縮小を迫られそうだ。
同署報道官は記者会見で「100日計画で両国の通商問題を協議する」と確認。その一方で「名目上の黒字にすぎない」とも述べ、中国生産を行う米企業の輸出が黒字の要因との見方を示した。
また、「米国が中国に対してハイテク製品の輸出規制を続けていることも対米黒字の原因」とトランプ米政権をけん制。100日計画で、米国に厳しい要求を突き付けていく可能性を示唆した。
3月の貿易統計では、全体の輸出は前年同月比16.4%増の1806億ドル、輸入は20.3%増の1567億ドル。貿易収支は差し引き239億ドルの黒字となった。