中国、国有企業の海外投資に対する監視を強化=財務リスク管理へ規則施行

中国財政省は2日、1日施行した「国有企業海外投資財務管理規則」に関するQ&Aをホームページに掲載し、中国からの資金流出につながる国有企業の海外投資に対する監視を強化する姿勢を強調した。
この中で同省資産管理局の担当者は、国有企業の海外投資が近年多様化、高度化していることを認めながらも、一部プロジェクトでは投資回収率が極めて低いと指摘。事前のフィージビリティースタディーが形式的で、財務リスクを管理できていないことが大きな問題だとの認識を示した。
管理規則では、投資の意思決定前にチェックすべき項目を列挙。投資先が3年連続赤字になったり、単年で大幅な赤字を計上したりした場合は、現地調査や第三者による監査を実施するよう要求。各企業には海外投資の効果を評価するシステムの創設も求めた。