中国、乗用車減税を延長 景気支援の目玉続行

中国財政省は15日、年末で終える予定だった小型乗用車減税を1年延長すると発表した。
延長しなければ販売が大きく落ち込むと判断し、景気支援の「目玉」の続行を決めた。 中国は2015年10月から16年末まで、排気量1600cc以下の乗用車を対象に、自動車取得税の税率を本来の10%から5%に下げている。17年は、税率を7.5%に引き上げつつも、減税を続ける。
中国は世界最大の自動車市場。減税に支えられ、16年1~11月の新車販売台数は前年同期比14.1%増の2495万台と好調だった。年明け以降の販売急減が懸念されていたが、業界は「減税延長でほっとしている」(日系大手メーカー関係者)と歓迎している。
マイカーブームが続く中国では、地方都市を中心に、乗用車を初めて購入する意欲が旺盛。メーカー各社は17年も、スポーツ用多目的車(SUV)などの新モデルを積極的に投入する見通しだ。