中国、アラブ諸国に2兆円融資=関係強化へ閣僚フォーラム

中国の習近平国家主席は10日、北京で開かれた「中国・アラブ国家協力フォーラム」閣僚級会合の式典で演説し、関係強化を目的にアラブ諸国向けに総額200億ドル(約2兆2200億円)を融資すると表明した。自ら提唱したシルクロード経済圏構想「一帯一路」に絡む交通網の整備費用などに充てられる。
習氏は中国とアラブ諸国について「歴史上、シルクロード文明の重要な構成国だ」と指摘し、「一帯一路」の共同建設を呼び掛けた。このほか、「パレスチナ問題の公正な処理」を訴えてアラブ諸国と足並みをそろえ、イスラエルに肩入れするトランプ米政権をけん制した。
会合には21カ国・地域の閣僚や代表らが参加。同フォーラムは中国とアラブ連盟(本部カイロ)加盟国によって2004年に創設された。