上海新世界、16年は大幅増益=大丸百貨の一部持ち株売却で

12日付の中国紙・上海証券報(75面)などによると、上海市中心部の人民広場で百貨店「新世界」などを展開する上海新世界が発表した2016年決算は、純利益が前年の4.8倍の2億5300万元となった。
傘下の高級百貨店「上海新世界大丸百貨」の一部持ち株の売却益に押し上げられた。
J・フロントリテイリングが技術指導する上海新世界大丸百貨は赤字が続いていたため、上海新世界は管理会社「上海新南東項目管理」が保有していた株式20%を地元黄浦区政府系企業に譲渡。出資比率を19.76%に引き下げた。売却益1億9900万元。上海新世界大丸百貨は16年も5億720万元の最終赤字を計上した。
上海新世界の16年売上高は3.07%減の30億1800万元。事業別では、百貨店が5.82%減の19億2260万元、「蔡同徳堂」や「胡慶余堂」の漢方薬材販売が1.21%増の8億2120万元、「新世界麗笙大酒店」のホテル事業が0.27%増の1億7420万元だった。