上海の人気パン店が営業停止=期限切れ小麦粉使用

中国のニュースサイト新華網が23日伝えたところによると、口コミで評判の高い上海市のパン店「Farin(ファリン)」が、使用期限切れの小麦粉を使用するなど、不正を行っていたことが分かった。
インターネット上でこのほど公開された高級住宅地「武康路」にある本店の製作現場の映像では、従業員が期限切れ小麦粉から、カビの付いた固まりを取り除いていた。また、焼きたてのパンを置くトレーは、ほこりにまみれていた。
本店のある徐匯区当局は映像が公開されると、店内を立ち入り調査し、営業停止を命じた。また閔行区の市場監督管理局が20日、ファリンの運営会社「法欣食品」を調査したところ、フランスから輸入した小麦粉のうち513バックが期限切れだったことが分かった。
期限切れの小麦粉で作ったパンと菓子は本店のほか、新天地や陸家嘴、バンドの店舗に配給されていた。
当局は4店舗に関連商品の処分を命じた。
ファリンの創業者はフランス人。本場の味で上海在住の欧米人や地元のホワイトカラーの間で絶大な人気を誇っている。(上海時事)