ヤマハ発、作業船の合弁から撤退=販売不振で-大連

 

13日付の中国紙・中国証券報(B79面)などによると、ヤマハ発動機は、遼寧省大連市での養殖作業船の合弁事業から撤退し、全持ち株49%を事業パートナーで養殖大手の◆(けものへんに章)子島集団(ZONECO)に1米ドルで譲渡する。販売不振が主な要因とみられる。関係者がこのほど合意した。
2社は2015年5月から現地で工場棟を借り上げ、繊維強化プラスチック(FRP)製の養殖作業船の生産に着手したが、16年の販売台数は36隻にとどまり、合弁会社も256万元の最終赤字を計上した。
ZONECOは、この合弁事業を完全子会社化することで、生産を続ける計画。単独出資で工場を建設するが、製造技術などはヤマハ側から導入する。本格稼働後は、作業船の販売量に応じたロイヤルティーをヤマハ側に支払う予定。
ZONECOは現在、中古作業船を中心に1000隻を使い、ナマコなどを養殖している。今後は作業船を自社製に切り替えるほか、他社への販売を計画している。