トヨタ・マツダが新会社=EV技術、20年めど共同開発

トヨタ自動車とマツダは28日、トヨタグループの自動車部品大手デンソーを交えた3社間で、電気自動車(EV)の基本技術を共同開発する契約を結んだと発表した。3社で共同出資会社を新設し、2020年をめどにEVの基本技術を開発し、EVシフトが進みはじめたエコカー競争を乗り切る考えだ。
3社は「今後は他の自動車メーカーや部品メーカーも参画可能な体制を目指す」と説明。トヨタ子会社のダイハツ工業のほか、トヨタが提携しているSUBARUや、提携交渉中のスズキなどが将来合流する可能性もある。
新会社「EVシー・エー・スピリット」(名古屋市、資本金1000万円)を26日付で設立した。出資比率はトヨタ90%、マツダ5%、デンソー5%。代表取締役はトヨタから出すが、EV共同技術開発リーダーはマツダから出す。各社の技術を持ち寄り、3社のエンジニアら約40人体制で開発を加速する。
トヨタとマツダは、共同開発技術を採用したEVを20年以降に売り出す予定で、EVの商品化と生産はそれぞれ独自に行う。
トヨタは19年にも中国でEVの生産・販売を始める準備を進める。マツダは19年までに米国でEVを発売する計画で、これらのEVはそれぞれの独自技術で対応する。