シャープのTV事業買い戻しに応じず=海信集団

上海紙・東方早報系ニュースサイト・澎湃新聞によると、中国テレビ最大手の海信集団(ハイセンスグループ)の劉洪新総裁は25日、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下で経営再建中のシャープが、海信集団に売却したテレビ事業を買い戻すために、交渉に入ったという国内外の報道について、買い戻しに応じない方針を明らかにした。
劉総裁は、シャープから買い戻しの打診を受けたことを認めたものの、同サイトの取材に対し、「海信は契約を重視し、信用を守る企業なので、契約通り事業を進めていく」と強調した。
海信集団は2015年7月、シャープ側とメキシコ工場を買収することで合意。16年から、シャープブランドで北米や南米向けに液晶テレビの生産・販売を始めた。販売は好調という。
海信集団は、鉄道や医療、通信分野向け製品も手掛ける。テレビ子会社の海信電器とエアコン・冷蔵庫子会社の海信科竜の上場2社を傘下に抱える。