コメ輸入規制の緩和要請=山本農水相、中国高官に

山本有二農林水産相は21日、訪問先の北京で中国国家品質監督検査検疫総局の支樹平局長、農業省の余欣栄次官とそれぞれ会談し、日本産米の輸入規制緩和を要請した。福島県など10都県の食品禁輸解除も求めたとみられる。
コメの対中輸出では、中国政府指定の精米工場などの使用が義務付けられている。中国は東京電力福島第1原発事故後、福島、宮城、茨城、栃木、群馬、新潟、長野、埼玉、千葉、東京の10都県の農林水産物・食品の輸入を禁止している。
山本農水相は記者団に対し、米国産コメの対中輸出合意に関して「日本(からの輸出)に直接影響があると
は思っていない」と述べるとともに、「中国の巨大さから見て、食料を輸入する余力は十分ある」と期待を示した。
農水相はまた、今回のような農業分野の閣僚級協議を年1回以上行いたいとの意向を中国側に伝えたことを明らかにした。