カルビー、アリババと提携=中国で「フルグラ」販売

カルビーは25日、中国電子商取引最大手アリババグループと提携し、人気のシリアル商品「フルグラ」を8月から中国で販売すると発表した。アリババのサイト「天猫国際」で注文を受け、日本で生産したフルグラを輸出する。フルグラの海外での本格販売は初めて。
中国に輸出するフルグラは、8月以降に新ラインが稼働する北海道工場(北海道千歳市)と京都工場(京都府綾部市)で生産する。今後はアリババが保有するデータや知見を活用し、中国向けの販促活動や商品開発も行う。 フルグラは現在、清原工場(宇都宮市)でのみ生産。日本の卸売業者などが輸出し中国国内で大量に出回っていたが、中国政府が今年3月、東京電力福島第1原発事故の影響を理由に栃木県を含む10都県の食品の輸入規制を強化し、流通量が減少している。
アリババ日本法人の香山誠社長は会見で「中国人が好感を抱く北海道や京都の安心・安全な商品を届けられるのはうれしい」と話した。