アリババ、百貨店子会社の非上場化計画=実店舗強化で

 

11日付の中国紙・上海証券報(5面)によると、中国電子商取引最大手の阿里巴巴(アリババ)傘下で、
香港で上場している中国百貨店大手の銀泰商業は10日、非上場化する方針を明らかにした。
アリババ傘下のアリババ・インベストメントが、銀泰商業の創業者らと組み、中小株主から銀泰商業の株
式を買い戻す計画。買い付け総額は最大198億香港ドルと見込まれる。
アリババ・インベストメントは現在、銀泰商業の株式約28%を保有する筆頭株主。今回の非上場化計画
により、出資比率は約74%に拡大する。
銀泰商業は、浙江省を中心に百貨店29カ所とショッピングセンター17カ所を運営しており、国内有数の百貨店チェーンとして知られる。
一方、アリババは、インターネット通販だけに頼るのには限界を感じ、実店舗への投資を拡大している。
ネットと実店舗を連携させる「オンライン・ツー・オフライン(O2O)」サービスを強化し、商業モデルの再構築を目指す。アリババはこれまで、家電量販大手の蘇寧雲商や食品スーパー大手の三江購物倶楽部に相次いで出資した。