アジア投資銀「日本歓迎」=既存機関と協調継続-年次総会

中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)は17日、韓国南部の済州島で開いた第2回年次総会の2日間の主要日程を終えた。金立群総裁は記者会見で「ドアは常に開かれている」と述べ、日本や米国の加盟申請があれば歓迎する方針に変わりがないことを強調した。

AIIBには今回、アルゼンチンなど3カ国の加盟が認められた。承認済み加盟数は80カ国・地域となり、日米が率いるアジア開発銀行(ADB)の67を上回る。しかし、金総裁は既存の国際金融機関に対抗せず、協調を続けると語った。
国際金融機関は通常、債券発行で資金調達する。そのために必要な格付けについて金総裁は「大手3社による格付けを年内に取得できると確信している」と話した。香港や欧州市場での起債が有力だが、日本で発行する可能性も示唆した。
AIIBは地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」を重視する姿勢も鮮明にした。環境に配慮した「持続可能なインフラ」の整備を決定。加盟国・地域の温暖化対策を支援していく。
第3回年次総会は来年6月にインドのムンバイで開く。