「共同インフラ計画」検討か

19日付の豪経済紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューは、豪州と米国、日本、インドの4カ国が、中国が進めるシルクロード経済圏構想「一帯一路」の代替となる「共同地域インフラ計画」の策定について検討していると報じた。影響力を広げる中国に対抗する狙いがあるという。
この4カ国は、アジアからアフリカに至る地域の安定と成長を目指す「インド太平洋戦略」で協力。同紙は具体的な計画の中身を報じてはいないが、同戦略の対象地域で、4カ国が共同でインフラ事業を支援する内容とみられる。
同計画は今週、米ワシントンで行われるターンブル豪首相とトランプ米大統領との首脳会談で、議題となる可能性があるという。ただ、同紙は米高官の話として、真剣に議論しているが計画は浮上したばかりであり、「ターンブル氏の訪米中に発表する機は熟さないだろう」と指摘した。
豪州やインドは、一帯一路を支える中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)にも出資している。