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■労務

中国に進出している企業及び経営者が、日夜頭を抱えて、苦労されている大きな問題のひとつに労務管理の問題があります。労務管理と一言で言っても、採用から解雇・退職に至る人事の問題、同一業務同一賃金から派生する給料の問題、残業代に関わること、また勤務態度・病欠の対応や従業員の不正行為に対する対応など幅広い問題が含まれています。

また、ある調査では、中国人が離職する理由の第一位が給料、第二位が食堂の食事、第三位が、仕事がきついことであったそうです。たかが食事、されど食事という感じです。食事が労働生産性を大きく左右する要因を示しています。

このように、中国に進出している企業の総経理は、大きなことから小さなことまで日々悩まされています。もし、一つ間違えれば、ストライキや騒乱などの労働争議の問題に発展していく可能性も秘めているわけです。

中国人が日系企業に就職した理由は、「給与の支払いが確実であること。」「残業代をきちんと支払ってくれること。」「社会保険料を規則通り払ってくれること。」などが挙げられています。これらがしっかりと守られている企業で働く従業員でも様々なことで会社に対して不満を抱くことが少なくないようです。

中国の会社では、賃金や雇用条件などの情報交換が安易になされる傾向があります。優秀な社員と優秀でない社員との間に、給与差が小さいことに不満を持つ社員も客観的にそれが正しいかどうかの判断は別として、少なくありません。公平な制度が会社にない場合、職場に対する不満やモラルが低くなり、不正のきっかけになる場合もあるようです。

中国人は、一般的に個人主義が多く、自己防衛本能が強く、生きていく知恵を身につけている場合が少なくない一方で、身内・親族への便宜提供は公私混同とは考えず、むしろ当然と考える節もあります。権利意識が強く、ダメでもともとというような考えで要求してくる場合もありますので、義務を明確にするとともに、成果主義、契約重視、透明な人事評価と処遇が肝要になると考えられますので、先ずは、会社内の規則・制度などを整備して、公平性・透明性のある労務管理を推進するとともに、不正をさせない、不正を許さない統制をひくことが大事ではないでしょうか。

 

■労務に関する事例紹介


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